基本設計は建物の面積や空間、必要な機能・設備、建物の素材・材料などを設計していきます。
建築(総合)基本設計、建築(構造)基本設計、電気設備基本設計、給排水衛生設備基本設計、空調換気設備基本設計などが基本設計になります。
実務設計は建築(総合)実施設計、建築(構造)実施設計、電気設備実施設計、給排水衛生設備実施設計、空調換気設備実施設計などが該当し、基本摂家をさらにブラッシュアップさせたものになります。
実務設計が完成すれば、これが工事請負契約書となります。
例えば伝達ミスにより設計図と違う建築がされることも度々ありますので、それらを防ぐ為にあらゆる面からチェックしているのです。
設計図通りなのか、工期に遅れが無いか、安全面の瑕疵が無いか、無理な作業が無いかなどがチェックされています。
これらは定期的に施主に報告されるので、連絡がない場合は一度問い合わせてみましょう。
引き渡しの前には設計図通りに建築されているかなどをチェック、清掃を行い引き渡しを行います。
この際に行政の完了検査や消防検査などをも行うことが多いので、事前にスケジュールのすり合わせをしておくとよいでしょう。
一般的に工事費内訳明細書の作成やテナント・インテリア工事のための設計などは設計管理業務に含まれません。
別オプションでお願いすれば行ってくれますので、一度確認してみるといいでしょう。
また、以下のような業務も含まれませんので、依頼する際に確認することが大切です。